100回目というメモリアルな節目を迎えた今夏の甲子園は、炎天下の中でも例年以上の盛り上がりを見せた大会で一回戦から好ゲームが続く白熱の大会となりました。その中でもエース吉田投手を中心に地元選手のみで秋田県勢を決勝まで導いた金足農業の躍進は今大会のハイライトの一つです。公立校でありながら横浜や日大三高など並み居る強豪を破って東北勢初の優勝を目指す金足農業と優勝候補筆頭の大阪桐蔭の試合はまさに第100回大会にふさわしいカードだったと思います。
地力で劣りながらも見せ場を作っていた金足農業でしたが、連投の疲れを色濃く残した吉田投手が徐々に大阪桐蔭打線に捕まり、試合中盤には大差がついてしまう展開になってしまいました。こういう展開になってしまう事は予想がつきましたが、それでも残念に感じてしまうのが正直な感想です。もともと実力差のあるチーム同士の対戦ですから、大黒柱のエースが疲労困憊ではどうしようもありません。せめて吉田投手が休養万全の状態ならばこうはならなかったし、そういうフレッシュな状態で両者の対戦が見たかったという思いが高校野球ファンの本音でしょう。
しかしながら、優勝した大阪桐蔭の圧倒的な強さは勿論、決勝まで進んだ金足農業の粘りやひたむきさは素晴らしかったですし、高校野球が持つ面白さや醍醐味、球児の爽やかなスポーツマンシップを存分に味わうことが出来た素晴らしい第100回大会だったと思います。
人気の投稿
-
水曜日のダウンタウン11月2日放送 この日の放送の小藪一豊さん発案のみんなの説「メリケンサック、最近の若者が見ても用途ピンとこない説」が面白かった。「噂の東京マガジン」の人気コーナー・やってTRY!をパロディして放送。調理器具の中にメリケンサック、スーパーはぼき、エキスパンダ...
-
「フラジャイル」第8話を見た感想 フラジャイル第8話は、病理医の岸先生と宮崎先生が不在の中起こった事件という内容でした。女性外科にかかる乳がんの疑いがある2人の患者さんの診療結果が入れ替わるという非常事態がありました。医師の不在の中、技師の森井くんが検体を取り違えたのではない...
-
『武田双雲の墨書七十二侯』(武田双雲)は墨書と言葉の魅力を教えてくれる 日本には季節を表わす七十二侯という言葉があります。 本書は右ページに七十二侯の言葉を武田双雲が墨で書き、左ページではその言葉の意味が書かれています。 それだけの内容と思うかもしれませんが、この武田双...
-
世界のどっかにホウチ民は好きだったが間違いなくやらせがありそう 2015年に放送されていた世界のどっかにホウチ民という番組は好きで毎日見ていましたが、楽しんで視聴しつつもやらせ番組のような気がしてなりませんでした。 芸人が外国に放置されて、スタッフは協力することもなく言葉も...
-
今年は、例年よりも早く桜が開花している地域も多く、とてもタイムリーな内容だったと思います。日本人にとって、桜は特別な感じがするので、毎週、桜を見るという独特な目標を立てて、それを実行するために仕事を5回も辞めたという中西一登さんに憧れる人も少なくはないと思います。新宿御苑頼みのと...
-
NNNドキュメント 11月6日 5万人に1人の私 今回の放送も凄く良くて今年のNNNドキュメントの中でも強く記憶に残った放送回となりました。 この放送で出て来たのがトリーチャーコリンズ症候群という障害を生まれながら持っている若い女性です。 骨の成形が上手くされない障害で、...
-
逃げるは恥だが役に立つ第4話11月1日放送 毎回楽しみにしている、今期一押しのドラマ。4話も面白かった。ひらまささんとみくりのもどかしいやりとりに、青春を思い出す切なさを感じつつ、でも微笑ましく見れるところが好き。このドラマに漂う空気感もクセになるし、そしてなによりガッキーの...
-
4/21 8:15~9:00 “情報バラエティ”とでもカテゴライズすればよいか。着ぐるみながら、表情豊かで目がクリクリ動く(CG?)MC・チコちゃんが印象的。辛辣でおませなところは5歳、という設定が納得できませんが。 皆さん「ショートケーキ」の定義ってご存知ですか。「生ク...
-
世界の果てまでイッテQ! 6月26日 この日の放送はお祭り男と新人参加の新企画の2本立て。 中でも新企画「世界の果てまでイッタっきり」が良かった。 今回選ばれた新人は森山あすか{20)。 イモトに憧れて芸人になったというだけあってとても活きがよく、見ていて気持ちが良...
-
飲食店に勤務した経験は、アルバイトを含めてゼロという彼女が開いたのは、そうめん専門店というのが、とても面白かったです。オープン前に多くの人から言われたように、そうめんはお金を出して食べるものではない、と思ってしまいがちですが、日替わりメニューを見てみると、これまでの”そうめん”の...