最近Nのためにを文庫本で購入し読みました。著者の湊かなえさんは大好きなので楽しみでなりませんでした。イヤミスの女王と言われ後味の残るミステリーを世に送り出した天才です。Nのためにはドラマもやっていた物語です。田舎街に住む少女のぞみと幼馴染の成瀬のを取り囲む人間達と、誰にも言えない過去と、ある殺人事件がきっかけに2人の人生が変わっていく物語です。のぞみは平凡な女の子でした。家庭環境が複雑で辛い幼少期を過ごしますが幼馴染の成瀬とは思いを寄せ合う中であり、それを打ち明ける事もなく2人は卒業していきます。成瀬もまた平凡な男の子ですが家業を継ぐというプレッシャーや親子関係の絡れからある事件を起こしてしまいます。のぞみと成瀬はその事件を2人だけのものにし、街を出ていきます。大人なり再開する2人ですが平和に事は過ぎませんでした。2人を囲む様々な人間の思惑が交錯し複雑な事件へと発展してしまうのです。この物語は愛の深さを語り、誰かの為に自分を差し出す事が出来る人間の形を描いています。
アフィリエイト収入で生活したいブログ。
2018年12月23日日曜日
2018年12月22日土曜日
感想・書評『アルジャーノンに花束を・ダニエル・キイスと : 涙なしには読めない作品』ネタバレ注意(レビュー)。 #読書
この作品は、知的障害であるチャーリーという少年がニーマー教授やストラウス博士の精神外科手術によって人工知能を上げるという研究の人体実験の第一人者として手術を受け、天才的な知能を手に入れた話である。
チャーリーが知能を得たことにより、今までのチャーリーの良さであった笑顔や人への優しさが少しずつ失われていく様子がとても悲しかった。この話によって子どもの頃は純粋で難しいことは理解することができなかったことも多かったかもしれないけれど、その分感謝の気持ちや人の気持ちを今よりも考えられていたのではないかと感じた。そのため知能だけあっても決していいわけではないのだと学んだ。
この知能を高めるものは、結局一時的なものでしかなくチャーリーの知能は低下していってしまったが、知能が低下したことにより今まで遠巻きにしていた家族やアリスを理解するようになり、少しずつ以前の笑顔で優しいチャーリーに戻っていく姿は涙なしでは読めなかった。
この作品から知能だけを求めることは、人として何よりも大切なものを捨てなければいけなくなるかもしれず、私たちは知能だけでなく、人とのつながりや共感も大切にしていかなければならないということを学んだ。
ぜひ多くの人に読んでもらいたい作品。
チャーリーが知能を得たことにより、今までのチャーリーの良さであった笑顔や人への優しさが少しずつ失われていく様子がとても悲しかった。この話によって子どもの頃は純粋で難しいことは理解することができなかったことも多かったかもしれないけれど、その分感謝の気持ちや人の気持ちを今よりも考えられていたのではないかと感じた。そのため知能だけあっても決していいわけではないのだと学んだ。
この知能を高めるものは、結局一時的なものでしかなくチャーリーの知能は低下していってしまったが、知能が低下したことにより今まで遠巻きにしていた家族やアリスを理解するようになり、少しずつ以前の笑顔で優しいチャーリーに戻っていく姿は涙なしでは読めなかった。
この作品から知能だけを求めることは、人として何よりも大切なものを捨てなければいけなくなるかもしれず、私たちは知能だけでなく、人とのつながりや共感も大切にしていかなければならないということを学んだ。
ぜひ多くの人に読んでもらいたい作品。
2018年12月21日金曜日
ハリーポッターと賢者の石 J.Kローリング「自分自身が魔法使いであることを知らない主人公」【感想ネタバレ注意!あらすじ】。 #BOOK
ハリーポッターシリーズをテレビでやっているのを見て原作を無性に読みたくなり購入しました。魔法をテーマにした本は今までも読んだことはありましたがここまでワクワクさせる話はなかなかないと感じました。
まず、自分自身が魔法使いであることを知らない主人公というだけで今までの魔法使いの話の概念を覆されました。
自分は魔法使いなんだと自覚し、魔法魔術学校に入学し自分の才能や生い立ちに気づいていく姿が面白く時に切なく描かれています。
他の登場人物も個性豊かで読んでいて飽きません。最初は仲の悪かったハーマイオニーも最終的にはハリー、ロンと仲良くなりお馴染みのトリオになっていく姿が好きです。この3人が力を合わせ冒険をしていく姿が微笑ましく、勇敢に描かれていて文字だけで姿が目に浮かびました。魔法界に憧れを抱くような魅力的な生き物や学校の様子が描かれています。第1シーズンからワクワクが止まらない、次の作品を期待させる作品はなかなかないと思います。
まず、自分自身が魔法使いであることを知らない主人公というだけで今までの魔法使いの話の概念を覆されました。
自分は魔法使いなんだと自覚し、魔法魔術学校に入学し自分の才能や生い立ちに気づいていく姿が面白く時に切なく描かれています。
他の登場人物も個性豊かで読んでいて飽きません。最初は仲の悪かったハーマイオニーも最終的にはハリー、ロンと仲良くなりお馴染みのトリオになっていく姿が好きです。この3人が力を合わせ冒険をしていく姿が微笑ましく、勇敢に描かれていて文字だけで姿が目に浮かびました。魔法界に憧れを抱くような魅力的な生き物や学校の様子が描かれています。第1シーズンからワクワクが止まらない、次の作品を期待させる作品はなかなかないと思います。
登録:
投稿 (Atom)
人気の投稿
-
韓流ドラマ 善徳女王【第48話】 トンマン王女の捨て身のソラボルへ戻る作戦が大成功を収め感激。ミシルの武力行使作戦を交わしたのは言うまでもなく、トンマン王女の信念と入念な計画があったからこそ。 そしてミシルは動揺を隠せなくなったのでしょう。完敗を認めたミシルがトンマン王女に...
-
月曜から夜ふかし(12月5日放送) 最初の「様々なハラスメントを学んでおきたい件」では町の人達が感じているハラスメントを聞いていました。 青森出身の人が「訛ってみてよ」とか言われたり、ラグビーやってる人が「五郎丸ポーズやってよ」と言われたり様々な物がありました。 中でも私...
-
オトナの土ドラ リテイク 第1話 とても不思議なお話です。お話が進んでいくほどに、この設定の奥深さを感じます。第1話は、自分の娘が殺されることを防ぐために父親が戻ってきます。 戻ってくる方法や、戻ってきた人の行く末(別荘と呼ばれている)や、その人が戻ってくる前の時代のその人...
-
各道府県の「なにそれ?」と思うような食事や習慣を紹介してくれるテレビ、ケンミンSHOW。そんなケンミンSHOWが筆者の出身地であり居住地である岩手県を取り上げてくれました。田舎の方はなかなか取り上げてくれないどころかスタジオに県民がいないことすらありますからね〜。今回は新沼謙治さ...
-
逃げるは恥だが役に立つ 第2話 秘密の契約結婚!波乱の両家顔合わせ 10月18日 始まりからニュースが流れて、あれ?番組間違えたかなと思うような話始めになっていて、今までとは少し変わったドラマだと改めて思いました。事実婚でも雇用関係にある家はあまり聞いたことないので雇用となる...
-
この作品は、知的障害であるチャーリーという少年がニーマー教授やストラウス博士の精神外科手術によって人工知能を上げるという研究の人体実験の第一人者として手術を受け、天才的な知能を手に入れた話である。 チャーリーが知能を得たことにより、今までのチャーリーの良さであった笑顔や人への優...
-
ちはやふる【第4話】競技かるたの凄まじさ 小学校編が終わり、高校編に突入した回でもあります。小学校編では、競技かるたっぽく無かったですが、高校編に突入してから、アニメと言えど緊迫感がとてもありました。 かるたで体重が3kg減るなんてビックリしましたが、それほど体力や気力を...
-
ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子 【第6話 8月16日】 波瑠さん演じる刑事の藤堂比奈子の過去が謎めいていて気になります。「犯罪を実際に犯してしまう人と犯さないで踏みとどまる人との境界線はどこにあるのか」というのがストーリーの主軸となっていますが、これまでの第5話まではちょっ...
-
斑目は全然刑事であるように見えないというのが良いのだと感じた。全然刑事であるようには見えないからこそ、斑目は潜入捜査に向いているような気がした。もしも板倉が斑目は実は刑事であると知ったら、冗談だと思って笑ってしまうのではないかと想像した。 瑤子はさすが潜入捜査のスペシャリストなの...
-
旦那から教えてもらったピリ辛丼 材料 ひき肉、もやし、味噌、醤油、酒、砂糖、みりん、豆板醤、すりおろし生姜、片栗粉、ごま油 もやしとひき肉を炒めておきます。 シャキッとしたもやしが好きな場合は先にひき肉を炒めてからもやしを加えてサッと炒めてください。 片栗粉、ごま油...