NHK 釣瓶の家族に乾杯 ４月２５日放送 ゲスト：フィギュアスケーターの織田信成さん
この番組は、落語家の笑福亭釣瓶さんとゲストが、ゲストが希望した場所を訪問し、ぶっつけ本番で様々な人と出会うものです。４月２５日の放送では、織田信成さんの希望で、東京の谷中・根津・千駄木界隈を訪問していました。初めは二人で、通りで出会った人と会話をしたり、お店に入ったりし、その後は一人ずつに分かれて、出会った人に教えてもらった所を訪問したり、自分が行きたいと思う方へ歩いて行く等、シナリオなしの文字通りのぶっつけ本番の旅がはじまります。織田さんは、かわいいものや猫が大好きだそうで、猫グッズをたくさん集めたお店で招き猫を買ったり、カフェに入ったりされていました。試合の時の緊張した様子や、真剣な表情しか知らなかったので、「かわいーかわいー」を連発している、新しい顔を知ることができました。最後に出会ったのは、ご主人の海外赴任先へ引っ越すための準備に追われている、奥さんと２人の子供さんでした。織田さんは、子供を見ていてあげるから、引っ越しの準備をしていてと、気軽に子守りを引き受けていました。男の子２人のお父さんだけあって、遊ばせ上手で優しくて、本当に感心しました。小学生の女の子は将来ミュージカル女優になるのが夢だと話していました。織田さんは長年フィギュアスケーターとして頑張ってきた経験から、苦しいことが殆どだったが、頑張ればきっと夢を実現することができると励ましていました。世界を相手に活躍してきた面目躍如といった感じでした。
一方、釣瓶さんは道行く人から、指人形笑吉という所を教えてもらい訪問します。笑吉さんは、５０歳を過ぎてから指人形作りにはまり、今では指人形を使った出し物や似顔絵描きなどをされています。その見事で楽しいこと。釣瓶さんも本当に感心していました。
この番組を見ていて感じるのは、人ってやっぱり面白いということ。十人十色といいますが、ゲストの素顔も垣間見ることができますし、出会った人の貴重な話を聞いたり暮らしぶりを見せてもらい、感動したり、しみじみさせられます。
ありがとう寄稿。
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