2016年1月22日金曜日

感想・書評「卒業-雪月花殺人ゲーム:東野圭吾」ネタバレ注意・仲良しグループだからこその連帯感と信頼感で結ばれているという概念と、ミステリー殺人事件の絡むハプニング(レビュー)。 #読書

卒業 東野圭吾 目からウロコな推理小説

大学卒業を控えた高校時代からの仲良し7人組。ほかの薄っぺらい友人関係とは異なる、この仲良しグループだからこその連帯感と信頼感で結ばれているという概念と、ミステリー殺人事件の絡むハプニングから揺らいでいく互いの距離感の対比が、とてもリアルで考えさせられました。卒業しても、離れ離れになっても、ずっと続いていく友情は、映画やドラマなどで輝くテーマですが、実際の生活においては、そのようなきれいごとだけでは通用しない裏表があって、この次第に崩れていく仲間内や暴かれていく隠し事こそ、本当は自分の周囲でも生じているのだろうなと、思わず身の回りの人間関係を再考させられます。完全犯罪のミステリーの謎を解く、雪月花の茶会のカラクリですが、簡単には解けないパズルながら、読みながら自分も推理を進められるように、茶道についてまったく知らない初心者にも分かりやすい解説図が載せられています。この図とにらめっこしながら、しばし本を読み進める手を置き、トリックに挑める趣向もなかなか新鮮でした。やや時代設定が、まだ携帯電話のない昭和末期になっているので、レトロな印象も覚えますけど、決して時代が流れても色あせない、読者の意表を衝くトリックで、東野ワールドへの入門編に、最初に読んでおきたいシリーズ作品としての意義も大きいと感じます。この後、東野作品に次々とはまっていくこと間違いなしです。

ありがとう寄稿。

春巻きの皮で丁寧に兜を折り紙のように折っていきます。
最後の一折りをする時に中にマッシュポテトを入れてから折り、小麦粉を水で溶いた糊を使ってしっかりと留めます。
おすすめレシピ「子供が喜ぶ!こどもの日に兜の揚げ物」調理法・材料:マッシュポテトを詰めるときにチーズを入れるのもオススメです。 | みんなのレシピ・お料理ブログ。
製作者にはあのフランシス・フォード・コッポラが名を連ねています。舞台は1962年のアメリカの小さな田舎の町。登場するのは高校を卒業し、それぞれ旅立ちの時を迎えた高校生たち。
おすすめ洋画・映画感想レビュー「アメリカン・グラフィティ」評価・監督はかのジョージ・ルーカス。「スター・ウォーズ」の前の作品です…(ネタバレ注意)。 #MOVIE - みんなの政治経済ブログ。

人気の投稿